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釣果情報

2024年4月19日

2024年4月19日

テクニカルノート

初めての方と初心者の方 -

大型魚捕獲について!!

この地域では、1メートル(10kg)を超える大型のブリやヒラマサが釣れることも、珍しくありません!!
しかし大型魚を獲るには、それなりの準備と対応が必要です!!
大きく成れば成るほど、魚の引きも、タックルや人に掛かる負担も桁違いで、弱い部分は必ずやられます!!
結果、ラインブレイクやフックアウトが頻発します!!
実際に10回掛かって9回のラインブレイクやフックアウトで、獲れたのは1匹だけなんて事もありました・・・(・_・;)
そこで、ここでは、せっかく掛かった大型魚を逃がさない為のポイントを説明します。
決して難しいことではなく、基本的なことを守るだけの、簡単なことです。
※無駄な物を買わないよう、リールは各メーカーの上位2機種から選んでください!!
ドラグ性能が大きく変わります!! 結局、必要になります。

★ラインとリーダー、リーダーとルアーをシッカリ結ぶ。
初めての方は、釣りに来る前に練習しましょう!!
シッカリ結べているかのチェックは、動かない物に結び、実際に何度か切ってみましょう!!
ラインやリーダーが切れる前に、結び目が抜けるようでは駄目です!!
私は、昔からFGノットとダブルクリンチノットを使用しています。 参考にしてください⇒各種ノット

★ドラグの設定は、正確にしましょう。 ファイトの最中に無暗に締めこむのは危険です!!
通常はライン強度の3/1、ライン強度が15kgなら5kgとなります。
又、ドラグは締めれば締めるほど、1ピッチ締めるごとにドラグの強さは、曲線状に強く締まる(効く)と言うことも知っておいてください!!
私は、ライン強度が15kgなら、ラインが新しい時は4.7kg、少し使い込んだラインなら4.5~4kg位に、
よほどの事が無い限り、ファイト中にドラグは調整し直しません!!
【豆知識】
同じ号数のラインやリーダーでも、製品によりライン強度は大きく異なります。
例:SHIMANOパワープロ(3号)16kgに対して、オシアEX8(3号)は27kgです。
従って号数は強度ではなく、ラインの太さとお考えください。
ご自身が使用しているラインの強度は、知っておきましょう!!

★劣化の徴候や少しでも傷付いたラインやリーダーは、交換、又は傷付いた部分を切断する。
釣りをしている間も、目視と触診で定期的に点検しましょう!!
魚を掛けた後や根掛かり、他のアングラーと絡んだ後や船底に接触した後は、毎回点検しましょう!!

★魚が掛かったら、シッカリとフッキングをしましょう。

掛かり場所にもよりますが、魚が大きくなればなるほど、口が分厚く堅い為、意外とフックは貫通していません!!
返しの部分まで貫通したフックは、そう簡単に外れる物ではありません!!
シッカリ貫通したフックは、プライヤーまで使わないと、中々外れないことは、経験されているはずです。

★ファイト中は、以下のことに集中しましょう。
ロッドのバット部分とラインの角度(約90度)を可能な限り保つ!!
要は、ロッドを立て、魚に一定の負荷を掛け続け、魚の頭を貴方の方に向けさせましょう!!
ロッドをノされる(ロッドとラインに角度が付いていない)と、ドラグとラインに総ての負担が集中してしまう!!
但し、逆U字になるほど、ロッドは立て過ぎてもいけません・・・ガイドとの摩擦でラインが切れてしまいます!!
フッキングにしろ、ロッドを立てるといっても、釣りには、適正の範囲があります!!

よくある事例

ラインブレイク編 その1
初めて大型の回遊魚を掛けられた方は、今まで体験したことのないラインの出方に驚かれ、魚の走りとラインの出を止める為、無暗にドラグを締めてラインブレイクされるケース・・・(・_・;)
【対処方法】
ドラグを適正に調整しているのなら、浅瀬や障害物が近くにある場合や、ラインが無くなるほど引き出されたなど、特別な状況を除いて、魚が走りラインが出て行く時は、魚を走らせラインを出してください!!
ラインブレイクされてから、「何故、あんなにドラグを締めたの・・・?」と、聞くと、
「魚が走るから」「ラインが勢いよく引き出されたから」「早く揚げなければいけないと思った」、中には、「リールが故障していると思った」など・・・?(ーー゛)
1メートル(10kg)を超える大型のブリやヒラマサは、経験の浅いアングラーをパニックに陥れるほどの勢いで走り、ラインを引き出すのが、普通なのだと思ってください!!
特に魚が元気な、ファーストラン(最初の強い走り)ほど、より強烈に走ります!!
根拠のない理由で、無暗にドラグを締めては、絶対に駄目です!!
ファイト中、貴方のするべき事は、貴方の持っている中で最も敏感なロッドでありドラグでもある、ご自身の腕や手で、腕を伸ばしたり縮めたり、ロッドの角度を変えたり、リールを巻いたりしながら、常に一定の負荷を魚に掛け続けることと、魚を貴方の方に向かせることに集中してください。
絶対に、緩めては駄目です!!
当たり前過ぎて忘れてしまっている、ロッドとリールの役割の一つを、今一度思い出しましょう。
突然の魚の引き(走り)を、ロッドを立てていれば、まずはロッドが吸収します。
そしてロッドの次は、ドラグが役割を開始します。
最近の高性能なロッドやリールは、素晴らしい働きをしてくれます。
総ては、ラインブレイクを防ぐ為にあります。
無暗にドラグを締めれば、結果(ラインブレイク)は、明らかです!!
ドラグを締めて魚を早く浮かせたいのであれば、より太く強いラインやリーダーを巻いておきましょう!!
ファイトには、充分な時間を使って頂いてかまいません!!(^_^)/

ラインブレイク編 その2
船底に潜られるケース。
【対処方法】
船底にラインが触れると、意外と呆気なくラインは切れます。
腕を伸ばしロッドを海中に入れて、ラインを船底に触れさせない努力をしてください!!

ラインブレイク編 その3
周りのアングラーに、ラインが絡まるケース。
【対処方法】
大物がヒットした場合、近くのアングラーは、ヒットしているアングラーから離れてあげてください!!m(__)m
それでもラインが絡まってしまった場合は、ヒットしているアングラーのラインに、出来る限り負担を掛けないようラインを巻いてください。
ヒットしているアングラーは、出来る限りファイトを継続してください!!

フックアウト編 その1
大物の引きや手に伝わる重さで、フッキングを忘れている、又はフックがすでに貫通していると勘違いしておられるケース・・・(・_・;)
【対処方法】
必ず、フッキングを1~2回は、シッカリ入れてください。
掛かり場所にもよりますが、大きな魚になればまるほど口が分厚く堅い為、意外とフックは貫通していません!!

フックアウト編 その2
魚に掛ける負荷が、緩んでしまっているケース・・・(・_・;)
特に魚を浮かす時に、大きくポンピングされ、ロッドを持ち上げた後、ロッドを戻しながらラインを巻き取る時に、糸フケ(魚に負荷が掛かってない状態)が出ているような方に、多発します!!
その他、魚が貴方の方に向かって泳ぎ出した時も、同様のことが起こります。
【対処方法】
必ず、持ち上げたロッドを戻しラインを巻き取る時も、一定の負荷を継続しながらラインを巻いてください!!
魚が貴方の方に向かって泳ぎ出した時は、素早くロッドを立てラインを巻いてください!!
どの状況、どの時点でも、可能な限り魚に一定の負荷を掛け続けることが大切です!!
魚は負荷が緩むと、本能的に反転して逃げようとします!!
その時、フックが引っ掛かっているだけで、返しの部分まで貫通していないと、簡単にフックアウトしてしまいます!!

まとめ
ラインをシッカリ結び、まめな点検を怠らないようにしましょう!!
ドラグの設定は、正確にしておきましょう!!
シッカリとフッキングしましょう!!
魚が走る時は、走らせましょう!!明確な理由が無い限り、無暗にドラグを締めてはいけません!!
ファイト中は、魚の向く方向と、常に一定の負荷を掛け続けることに集中してください!!
魚を水面まで浮かせ網の方に誘導し、完全に網に入るまで気を抜かないでください!!
それでも魚に逃げられることはあります!!その時は運が無かったと諦めましょう!!

追加事項:上級者がファイト中にドラグを調整されるのは、特別な状況に陥った場合か、魚の状態(弱り方)を感知され、適正値の範囲内で微調整されているのです。
又は、ファーストラン(最初の強い走り)にスムースに追従するよう、最初は若干緩めに設定しておき、ファーストランが終わった後、適正値に戻す方もおられます。
決して、「魚が走るから」「ラインが勢いよく引き出されたから」なんて言う理由だけで、無暗にドラグを締めておられる訳ではありません!!
それほど強引なファイトをしなくても、魚を休ませずに上手にコントロールさへすれば、意外と短い時間で魚は浮いてきます!!

貴方だって、強く引っ張られたら、強く引き返したくなるでしょ・・・?
強引に力で釣り上げようとするのが初心者で、「かわす」「いなす」と、言うことを、良く知っておられるのが上級者です!!
それでも強引に釣り上げたいのであれば、強いロッドと、大きなリールに太いラインを巻いて来てください。
この地域でも、浅瀬で大型のヒラマサをトップで狙う時などは、ある程度強引に浮かせなければならないときもあります。

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